カテゴリー「【安佐動物公園】」の2件の記事

2013/12/23

安佐 トロリ&ミウ

撮影:2013年10月

安佐動物公園のレッサーパンダ屋外展示場。
マツ&マーマーと入れ替わる形でお昼すぎに出てきたのはこの若いペア。

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ともに今年の6月、生まれた動物園から安佐ZOOに引っ越してきました。


トロリです。 出身は姫路セントラルパーク、母はキララ、父はトロ。

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双子の妹に西山動物園に嫁いだキラリ(今年めでたくお母さんになりました)がいます。
トロリとキラリ、双子兄妹ですが、あまり似ていないように思います。
トロリはお母さんのキララ似、キラリはお父さんのトロ似(こう書くとなんだかややこしい…^^;)ですね。


ミウです。 出身は日本平動物園、母はナラ(今は天国に)、父はシュウシュウ。

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双子姉妹のシーは、キラリと同じく、日本平で今年お母さんになりました。
ミウは焦げパンのシーに比べると全体的に毛の色か薄いですが、目元とかは姉妹よく似ている気がします。

屋内展示場の前には、ミウが日本平を離れるときに作られたメッセージボードが置かれていました。

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「元気でね」、「嫁入りおめでとう」、「ありがとう」・・・ 
故郷のファンの愛のこもった言葉がたくさん並んでいました。


丸太の上に置かれたリンゴを食べるトロリ。その斜め後ろから不穏な影が迫ります。

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ミウです。 ハンターのようにそーっと近づいて、トロリが口にするリンゴを狙います。

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横からグイッと口を押し込むミウ。 この後、激しいリンゴの奪い合いへ。

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「・・・」&「・・・」

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バトルの後のビミョーな空気 ^^;


ところで、このペア、6月に揃って安佐にやって来たんですが、この日(=10月中旬)が公開が始まって初めての週末だったのでした。
6月に来たのに公開開始が10月・・・ずいぶんと時間が空いていますね。
実は、個体紹介にも書かれているように2匹とも性格がとっても臆病なようで、新しい環境に慣れるのに時間がかかってしまったのだそうです。
そのあたりのことは公開時のプレスリリース(レッサーパンダ公開)(※リンク先はPDFファイルです)にも書かれていますが、とにかく時間をかけてゆっくりと安佐の環境に馴染めるようにしてきたとのことでした。
キーパーさんのお話では、トロリは来園当初はなかなか巣箱からも出てこなかったりで、気を揉んだりするところもあったようです。

引っ越し先の新しい環境への適応には、パンダによって個体差が当然あるとは思いますが、それにしても公開できるまでに3カ月以上も要した(しかも2匹揃って)とは、ちょっと驚きですね。
きっとキーパーさんもいろいろと苦労されたことと思いますが、こうしてギャラリーにお披露目ができる状態にまで持ってきていただいて、本当に感謝!です。


でも時間をかけただけあって、トロリは来園時の様子を微塵も感じさせないくらいに放飼場内を元気に歩き回っていました。

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丸太に手をかけて、つかまり立ち。

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妹キラリに続け!というわけではありませんが、来年はトロリもお父さんになれるといいなと思います。


ミウも慣れた様子で放飼場を散歩していましたが、まだちょっと人前に出るのを恥ずかしがっている感じも受けました。
リンゴを手にしつつ、辺りをキョロキョロしています。

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安佐名物(?)「パンダあいWAY」を歩くミウ。(写真、ピント合ってません…ごめんなさい)

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訪問したのは公開が始まってからほとんど日が経っていない時でしたが、きっと今頃はもっと安佐の環境にも馴染んでくれていることと思います。
故郷でお母さんになったシーに続いて、来年はミウが子育てする姿を見てみたいですね。


「パンダあいWAY」にて。左がトロリ、ミウは右へ移動して寝ちゃいました。

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ちょっと怖がりでおとなしい性格のトロリとミウ。
ある意味、似た者同士(?)だと思うので、きっと仲良く暮らしてもらえるんじゃないかと思います。


安佐動物公園のレッサーパンダ家系図。

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過去、多くのレッサーパンダを全国に輩出してきた安佐ZOOですが、ここ7年ほどは繁殖の実績がありません。
今年は、マツ&マーマー、そしてトロリ&ミウのWペア体制なので、来年はぜひうれしいニュースを期待したいです。

***

(オマケです)
レサパン遠征の楽しみのひとつは、やっぱり観光と食事ですね。

広島といえば路面電車。「広電」の名で親しまれていて、市民や観光客の足になっています。

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写真のようなレトロな車両から、最新のカッコイイ車両までが混在して走ってました。


原爆の悲惨さを伝える平和祈念資料館。 設計は丹下健三。

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被爆者の遺品など凄惨な展示品に胸が締め付けられます。
外国人も多く訪れていましたが、みんな無言で(涙ぐんでいる人も少なくなかった…)見入っていたのが印象的でした。
楽しいスポットでは全くありませんが、広島に立ち寄るのならぜひ訪れておくべき場所だと思います。


原爆死没者慰霊碑。 その中心、視線の先には原爆ドームが位置します。

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日没後の元安川。 毎年、8月6日にはここで祈りを込めた灯篭流しが行われます。

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平和へのメッセージを訴え続ける世界遺産、原爆ドーム。

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いろんな場所で、いろんなレッサーパンダに会えて、そしてこんなブログをやっていられるのも、今が平和なおかげですね。


写真はありませんが、広島ではお好み焼きと広島つけ麺を食べました。
関西人の管理人にとってはお好み焼きは普段からフツーに食べますが、関西のお好み焼きが具を混ぜて焼くのに対して、広島は生地の上に順番に具を乗せていって混ぜずに焼くという違いがあります。
そして広島つけ麺。これがまたおいしかった! 辛いのが苦手な方でなければ、絶対にオススメです。
※どちらも美味でしたので、入ったお店へのリンクを貼らせていただきます。
お好み焼き そぞ  / 廣島つけ麺本舗ばくだん屋(本店でいただきました)

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2013/12/21

安佐 マツ&マーマー

撮影:2013年10月

もう今年も終わろうとしていますが、秋の遠征記を続けます ^^;

福岡(到津の森)→山口(秋吉台)と西から東へ移動してきましたが、お次はさらに東、広島市安佐動物公園。

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安佐動物公園を訪れるのは今回が初めて。
雲ひとつない秋晴れ(10月中旬の訪問でした)で、この日も絶好の動物園日和となりました。


安佐ZOOのレッサーパンダ舎。 こちらが屋外展示場。

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堀(溝)で囲まれているためにギャラリー側からは少し距離がありますが、周囲の柵が低くて観察はしやすいです。


屋内展示場もあります。ガラス貼りなので写真は撮りにくいですが、なかなかの広さ。

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屋外と屋内の間の出入口は開放されていて、パンダたちが自由に出入りできるようになっていました。


この日午前中に展示されてたのはこの2匹。 ミドルエイジ(?)なかわいいペアです。

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マツです。 キリッとしたイケパンくん。

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マツは安佐生まれの安佐育ち。
大阪のひらかたパークにふたつ年上の兄スイカと、ふたつ年下の弟ソラがいますが、マツはちょうどスイカとソラを足して2で割ったような顔だなと思いました。


マーマー(麻麻)です。 お目目ぱっちりな美パンダさん。

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マーマーは秋田市の大森山動物園生まれ。その後、2008年に茨城県日立市のかみね動物園に移動、そして今年の2月にここ安佐にやって来ました。
かみねZOO時代にはマツの双子兄弟イチ(安佐→かみねへ婿入り)とペアを組んでいました(ちょっとややこしいですね)。


マーマーを迎えるまで安佐ではマツとさくらがペアを組んでいたのですが、繁殖がうまくいかなかったこともあり、さくらがかみねZOOにいたマーマーと交換される形になったのです。
ところが、マーマーが安佐にやって来た後も、かみねに行くはずのさくらはなぜか安佐に残ったままの状態が続いていました。
この日、キーパーさんに伺った話では、さくらの移動に必要な書類の準備に少し時間がかかってしまい、季節が夏になってしまったために、引っ越しを見合わせていたとのことでした(暑い夏場の移動はパンダの体に負担がかかるため)。
ただ、夏も過ぎて涼しくなってきたので、そろそろ移動させたいとおっしゃっていました。
↑訪問した10月時点のお話です。

で、結局、その後、さくらは予定どおりかみねに移動できたんでしょうか?(笑)
安佐ZOOのHPにもかみねZOOのHPにもそのあたりの情報が載っていなかったので、よく分かりませんでした ^^;
もしご存知の方がいたら教えてください。
<追記>2013.12.27
さくら、かみね動物園に無事(?)嫁入りしました~

☆レッサーパンダのお嫁さんがやってきました☆(かみね動物園HP)
っていうか、移動日が12月21日って、この記事をアップしたのと同じ日!
偶然とはいえ、ちょっとびっくりです。

<追記>2013.12.30
安佐動物公園の飼育ブログにもさくらの移動が載っていました
レッサーパンダのさくら、日立市かみね動物園へ。
こっちだと移動日が12月20日になっていますね。日付をまたいだ深夜移動だったのかな?


個体紹介に「いつも動き回っています」って書かれていたマツ。
ほんとに落ち着きなく、ずーっと動き回っていました。

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耳を後ろにして凛々しい表情を見せてくれます。

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お、カメラ目線?

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男前なマツですが、ちょっと怖がりなところもあるんだとか。 
新しいお嫁さんと仲良く暮らしてほしいですね。


アクロバティクな格好で毛繕いをするマーマーです(後ろ足の1本を使って体をカキカキしています) 。

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屋内展示場で丸まってお昼寝。 かわいいですね。

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気品のある美しい顔立ちをしているマーマー。 

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もうすっかり安佐の環境にも慣れ親しんでいる感じでした。
パートナーが変わったけど、マツとイチは双子兄弟なので、すんなり受け入れられたかな?


さてさて、そんなマツとマーマーの気になる仲はといいますと…
キーパーさんのお話では、積極的なマーマーに対して、マツの方がどうも消極的なんだとか。
う~ん、マツ。。。今どきの草食男子ってやつでしょうか。

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この日はお互いマイペースな感じで絡みはなかったけど、でも、観察する限りは仲は悪くなさそうに見えました。
そろそろレッサーパンダにとっての繁殖シーズン。ぜひ期待したいですね。

この後、お昼過ぎに、マツ&マーマーはバックヤードへ。
替わって、今年安佐にやって来たヤングペアが登場しました。(その様子はまた次回に)

***

それにしても噂には聞いていたけど、安佐ZOOのパンダ、会えるまでが遠かった…(苦笑)
レッサーパンダ舎は自然に囲まれた広~い動物園のほぼ一番奥。 しかも、最後に待っているのは結構な長さの坂!

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夏だったら、この坂を登るだけでバテちゃいそうですね。

だからなのかは分かりませんが、屋外展示場の周りにはテーブルやベンチが置かれていて、のんびり座って休憩しながら観察できるようになっています。

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旅のガイドブックにも載っていた安佐動物公園。

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木に登ろうとする赤ちゃんパンダの写真がかわいいなぁと思っていたら…

屋内展示場の壁に掲示されていた「フォトギャラリー」の中に同じ写真がありました (^-^)

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仔パンダの写真がたくさん。マツの子ども時代の写真もこの中にあるのかな?

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