カテゴリー「【熱川バナナワニ園】」の4件の記事

2014/05/31

熱川バナナワニ園にオランダからパンダが到着

4月12日の記事(こちら)で、熱川バナナワニ園の兄妹パンダ2匹が国際トレードによってオランダのロッテルダム動物園に旅立ったことを書きましたが、5月29日、今度はオランダからのパンダ2匹が無事、到着しました。

オランダからレッサーパンダ 東伊豆・熱川バナナワニ園に2匹 (伊豆新聞)

レッサーパンダ2匹が仲間入り 東伊豆・熱川バナナワニ園 (@S(アットエス)by静岡新聞)

<追記>2014.6.1
はるばるオランダから2頭 レッサーパンダ (読売新聞)

来日までに時間がかかった経緯などは、同園の学芸員さんのプログで読むことができます。

オランダからパンダが到着 (「学芸員の独り言」より)


ニシレッサーパンダ(ネパールレッサーパンダ)を国内で唯一飼育している熱川バナナワニ園にとって、1998年以来、実に16年ぶりの国際トレードの成功、まずはおめでとうございます!

オランダからやって来たのは、キツネ顔の「ペリー」(♂・2011年生まれ)とタヌキ顔の「オリビア」(♀・2011年生まれ)。
到着翌日の5月30日から早速一般公開されているようです。

しかも! なんとオリビアは妊娠している可能性が高いんだとか。
出産間近の妊婦さんにとってはストレスのかかる過酷な長旅だったはずですが、よくがんばってくれました。
そんな貴重な個体を日本に出してくれたオランダ側にも感謝です。

今回の国際トレードの成功は、今後、熱川バナナワニ園が安定・継続してレッサーパンダの飼育・繁殖を行うにあたって、とても大きな意義があるものだと思います。

ここ最近の日本は暑い日が続いているので、涼しいオランダ(ロッテルダムは今の時期、最高気温は20℃前後のようです)からやって来ていきなりバテてないか心配ですが、早く新しい環境に慣れてもらって、とにかくオリビアには無事に赤ちゃんを産んでほしいです。


熱川バナナワニ園HPのトップページにも、早速、ペリーとオリビアが登場していました(^-^)

2匹の名前はオランダにいる時に付けられたものだと思いますが、パンダに名前を付けていないバナナワニ園がペリーとオリビアのことは名前で呼んでくれているのが個人的にうれしく思います。

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2014/04/12

熱川バナナワニ園の兄妹パンダ、オランダへ

少し前のニュースですが…熱川パナナワニ園で2012年に生まれたレッサーパンダの兄妹が3月27日にオランダに旅立ちました。

学芸員の独り言
※植物を専門にされてる熱川バナナワニ園の学芸員さんのプログです。トップページにリンクを貼ってますので、2014年3月27日の記事「レッサーパンダの兄妹がオランダヘ」を参照ください。

記事を読んで一番びっくりしたのは熱川バナナワニ園では1998年以来、15年以上も他園とパンダの交換が行われていなかったという話です。
ニシレッサーパンダ(ネパールレッサーパンダ)を飼育している動物園は国内には熱川バナナワニ園以外にはないので、近親交配を避け、遺伝的多様性を確保するためには、必然的に海外の動物園を頼るしかないのですが、国際トレードがさまざまな事情でうまくいっていなかったようです。

このたび、日本のレッサーパンダの血統管理をしている日本平動物園の尽力もあり、オランダのロッテルダム動物園とうまく話がまとまったようで、2012年生まれの双子兄妹が日本を旅立ちました。
(30時間の長旅を経て、無事、オランダに到着したようです。)
代わりにオランダからオス・メスの2匹がやって来るとのことです。

国内各地の動物園で飼育されているシセンレッサーパンダでも最近は血統的偏りを防ぐために海外の動物園との交流がみられるようになりましたが、熱川バナナワニ園のニシレッサーパンダにおいても今回のトレードがきっかけとなって国際交流が再び活発になることを願いたいです。


写真はオランダに旅立った双子兄妹です。(2013年2月撮影)
100%の自信はありませんが、上がメス、下がオスだと思います。

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管理人がこの兄妹に会ったのは生後8カ月くらいの時期でしたが、体もまだ小さく、行動や仕草にも仔パンダらしさが残っていて、とにかくかわいかったです。


どうかいつまでも元気で!
オランダでもみんなに愛されて、幸せなパン生を送ってください。
(オランダではぜひかわいい愛称(名前)を付けてあげてほしいなと思います。)

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2013/03/06

バナナワニパンダ園?

撮影:2013年2月

そういえば忘れていましたが、ここは「バナナワニ園」でした  ^^;

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ということで、バナナ。

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そして、ワニ。 

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ワニ、たくさんいます。 飼育している種類の数では世界一だそうです。

実は管理人はワニなどの爬虫類系も結構好きだったりしますので、かなり楽しんでしまいました。
でもまぁ、このブログではワニのニーズはないでしょうね (笑)

この小型ワニちゃんの立ち姿にデジャブを感じたその理由は、

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よく見るこの光景  ^^; (ひより@池田に登場願いました)

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さて、ニシレッサーパンダの続きです。

屋外放飼場にいたパンダ。ずっと走り回っていて、この日見た中では一番元気な子でした。

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この子は左目近くの茶色い毛がチャームポイント。ニシレッサーパンダらしい色白ちゃんです。

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こちらは双子姉妹。とても仲よさげでした。上の子の左耳の毛はどうしちゃったのかな?

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上の双子姉妹の上側の子。足にも茶色い毛が生えていますね。この子以外にも足に茶色い毛が混じっているパンダが結構いました。

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双子姉妹のもう1匹の子。やっぱり双子、よく似ています。

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各ゲージの中にはもれなく上の写真のような巣箱がありました。
バックヤードがなくて、昼も夜もゲージの中で暮らすので、ちゃんと"お家"が用意されているんだと思います。

屋外放飼場の女子パンダ2匹。共に1996年生まれ(誕生日は2日違い)とのことで、もうおばあちゃんパンダですが、アスレチックの上を元気に揃ってお散歩です。

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こちらは真ん丸でつぶらな瞳の男子パンダ。レッサーパンダがかわいいのはニシもシセンも一緒ですね。

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この子の顔はそんなに白くないなぁ。栗色の毛がきれいです。

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キツネっぽい子もいました。

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というわけで、初めて見たニシレッサーパンダ(しかも一気に30匹!)。
結局、シセンだろうがニシだろうが、「レッサーパンダはかわいい!」という全くもって当たり前のことが確認できました(笑)

ニシレッサーパンダもシセンと一緒で個体によって顔つきも毛の色も体型もそれぞれ違いましたが、全体的にはやっぱり白い顔のパンダたちが多かったです。

今回は時間の関係であまりのんびりできなかったけど、また今度来る機会があれば、もっとゆっくり見て回りたいな。(熱帯植物やワニも含めて)

そうそう、売店のレッサーパンダグッズも充実していて、ちょっとびっくりでした。
レッサーパンダファンとしては、もういっそのこと、「熱川バナナワニパンダ園」と改名されたらいかがかと思ったり。って語呂悪いか、長いし ^^;

***

~前から不思議に思っていた疑問~

なぜ日本の動物園のレッサーパンダはシセンばかりなのか?
なぜ熱川バナナワニ園だけがニシレッサーパンダを飼育しているのか?
謎です。。。これはほんとに謎なんです。

シセンに比べてニシの方が飼育が難しいなんてことも特になさそうだし、実際、海外にはニシレッサーパンダを飼育している動物園も多いようだし…

もし飼育員さんに会えたら一度聞いてみようと思っていたのですが、残念ながらその機会はなく結局謎は解けませんでした。

もしかしたら動物園同士のネットワークの中で、「日本ではニシではなくシセンレッサーパンダを飼育しましょう。」みたいな不文律(?)があるのでしょうか。
だとすれば、熱川バナナワニ園は一体?
既に多数のニシレッサーパンダがいたためにその潮流に乗れなかったのか、あるいは単にアウトローなのか。
(熱川バナナワニ園では海外の動物園と個体のトレードを行っているみたいですね。)

でも、個人的にはニシレッサーパンダを飼育する動物園が他にあってもいい、というか、あってほしいなぁと思います。
その方がレッサーパンダファンとしても楽しみが増えますしね。

日本のレッサーパンダがなぜシセンばかりなのか、その事情・理由をご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいませ(笑)

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2013/03/03

初めてのニシレッサーパンダ

撮影:2013年2月

レッサーパンダには2つの亜種があります。

レッサーパンダマニアの方にとっては何をいまさら…でしょうが、そうでない方のために少し解説しておきますと、ひとつが中国南部に分布する「シセン(四川)レッサーパンダ」。
そしてもうひとつがインド北東部やネパールに分布する「ニシ(西)レッサーパンダ」。ニシレッサーパンダはネパールレッサーパンダとも呼ばれます。

実は日本の動物園で飼育されているレッサーパンダはほとんどがシセンレッサーパンダです。
これまでこのプログに登場してもらったレッサーパンダたちもすべてシセンでした。

そんなシセン大国ともいえる日本で唯一、ニシレッサーパンダを飼育しているのが、静岡県東伊豆町にある熱川バナナワニ園。
国内唯一のニシレッサーパンダの生息地(?)ですが、その数、なんと約30匹! (ホームページによれば飼育数は世界一だそうです。)

まだ見ぬニシレッサーパンダたちにいつか会い行きたいと思っていましたが、先週末、その熱川バナナワニ園を訪問することができました。

熱川バナナワニ園は、最寄りの伊豆熱川駅から近い順に、本園・植物園、本園・ワニ園、分園の3園からなっています。

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写真の右正面に見えているのが本園・植物園。道路挟んで写真の左に見えているのが本園・ワニ園です。
レッサーパンダは本園ではなく、この奥にある分園(写真には写っていません)にいます。
本園から分園までは少しだけ距離がありますが、無料のシャトルバスが出ています。

熱帯植物とワニとレッサーパンダ。一体どういうコンセプトでこの組み合わせになったのかは謎ですが(笑)、温泉地というロレーションと相まって、昭和の香り漂う、なかなか味のある施設でした。

分園ではレッサーパンダの足跡が道案内をしてくれます。

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ここでは3つの屋外放飼場と多数のゲージに分かれて、たくさんのニシレッサーパンダたちが暮らしていました。

一番大きな屋外放飼場には…

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昨年生まれの双子パンダちゃんもいました。

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この双子ちゃんとその両親と思われるペアの計4匹が同居していました。

高い木の上に白いお顔のレッサーパンダを発見!

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体の大きさや行動から見るに、上がお母さんパンダで、下のコが仔パンダのうちの1匹だと思われます。

ニシレッサーパンダの一番の特徴はシセンレッサーパンダに比べて顔が白いこと。
シセンの中にも色白パンダがいるように、ニシの中にも茶色っぽいパンダがいたりして個体差はありますが、平均的には明らかにニシの方が白いなと思います。

ママに甘える仔パンダちゃん。

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実は熱川バナナワニ園ではレッサーパンダたちに名前を付けていないようなんですね。
生年月日と性別が書かれたボードは掲示されているんですが、やっぱり名前もあった方がいいのになぁと思います。見る側としてもその方が愛着も湧くと思いますし。

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この母と仔は、お母さんの方は白くて、ニシレッサーパンダの特徴がはっきり出ていると思います。
一方、仔パンダの方は色白のシセンレッサーパンダですっていわれても納得してしまいそうな感じ。

放飼場の周囲にめぐらされた堀の斜面を元気に登る仔パンダちゃん。

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仔パンダがかわいいのはニシもシセンも一緒ですね。

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顔を除けば、シセンとの違いはほとんど感じられません。

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ニシレッサーパンダはシセンレッサーパンダよりも体が小柄っていわれてるようですが、小柄というよりは全体的にスリムな個体が多いなって思いました。

下の写真は同じ放飼場にいたお父さん(と思われる)パンダ ↓

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このお父さんパンダは、ご覧のようにあまり白くないんですね。これだったらシセンの中に混じっていても全く違和感ない感じです。
仔パンダちゃんは、お母さんとお父さんの血がちょうどよくブレンドされたって感じでしょうか。

爪の根元の毛が茶色いですが、他にも足に茶色い毛が混じっている個体が何匹かいました。
シセンレッサーパンダにもまれにこういう個体を見かけますが、ニシレッサーパンダではもしかしたらその割合が高いのかもしれません。

再び仔パンダちゃん。 
このコは目の周りの白い部分が少ないので、上の仔パンダとは別のもう1匹の方じゃないかと思います。

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男のコかな、女のコかな? 名前付けてあげたいな。

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ちなみに、熱川バナナワニ園は、昨年公開された映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地にもなったようです。
(管理人も映画見ましたが、あぁ、あのシーンだなって思います(笑))

~熱川バナナワニ園、続きます~

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